すべてのガイド

JPGかPNGか:内容と用途で選ぶ

ここでは、どちらの形式にも同じものが入ります。選んだ解像度で白い背景の上に描かれたページの画像で、ピクセルサイズも同じです。違うのはピクセルの保存のしかたで、それによってファイルサイズと、細かい輪郭の見え方が変わります。

短い答え

迷ったら、まずJPG(デフォルト)で保存して結果を見てください。拡大したときに文字のまわりにうっすらとしたもやや、しみのようなものが見えたら、同じページをPNGでもう一度保存します。

それぞれの形式がページを保存するしくみ

JPGは非可逆で圧縮します。目にあまりつかない細部を単純化するため、写真は小さくなります。PDF to ImageはJPGを1つの固定した品質設定で保存し、品質のスライダーはありません。白地に黒い文字のような、コントラストの強いシャープな輪郭では、この圧縮によってかすかなノイズが残ることがあります。

PNGは可逆で圧縮します。ページがいったんピクセルとして描かれると、そのピクセルは変更されずに保存されます。「可逆」が意味するのはそれだけです。PDFをPDFとして残すわけではなく、選んだ解像度でとらえられなかった細部を足すわけでもなく、文字を選択できる状態やリンクが機能する状態を保つわけでもありません。まずページが描かれ、PNGが何も失わないのはそのあとのことです。

測ったファイルサイズ

テスト用PDFの同じA4ページ3枚を、両方の形式で保存しました。1ページ目は全面の写真、2ページ目は半分が写真で半分が文字、3ページ目は文字のページです。サイズの単位はMBで、Chromium(ChromeとEdgeのエンジン)とWebKit(Safariのエンジン)で測りました。

ページ · dpiJPG ChromiumPNG ChromiumJPG WebKitPNG WebKit
写真 · 1500.25 MB4.00 MB0.49 MB3.45 MB
写真 · 3000.85 MB13.22 MB1.69 MB11.53 MB
半分が写真 · 1500.23 MB1.25 MB0.37 MB1.16 MB
半分が写真 · 3000.64 MB4.42 MB1.10 MB3.97 MB
文字 · 1500.37 MB0.50 MB0.59 MB0.48 MB
文字 · 3000.94 MB1.26 MB1.51 MB1.14 MB

どの組でもピクセルサイズは同じでした(150 dpiで1240 × 1754 px、300 dpiで2479 × 3508 px)。画像はお使いのブラウザー自身のエンコーダーで作られるため、同じページでもブラウザーによってファイルサイズが変わります。

JPGがいつも小さいとは限らない

写真のページでは、JPGはPNGのおよそ7〜16分の1の大きさでした。文字のページでは差が小さく、WebKitでは逆になりました。どちらの解像度でも、PNGのほうがJPGより小さかったのです。単純な棒グラフのように、平らな色の部分が広いページでも、WebKitでは同じ結果でした(150 dpiでPNGが約49 KB、JPGが約70 KB)。Chromiumでは、これらのどのページでもJPGのほうが小さいファイルでした。

つまり目安になるのは形式の名前ではなく、内容です。写真やスキャンならJPGが有利です。文字や平らな図版では両者が近くなり、PNGのほうが小さくなることさえあります。

このあとの使い道で選ぶ

画像の使い道まず試す形式
チャット、メール、文書に入れるJPG
写真、スキャン、画像のあるページを見せるJPG
小さな文字、細い線、グラフ、図を見せるPNG
さらに編集する、または何度も保存し直すPNG
背景を透明にする必要がある(どちらも白の上に描かれます)どちらでもない

いつも同じ形式を使うなら

PDF to Imageは切り替えて使うためのツールです。形式を変えても、PDF、ページの選択、解像度は変わりません。いつも1つの形式しか使わないなら、PDF to JPGとPDF to PNGが、形式を選ぶ手間なしに、1つの形式で同じ処理を行います。

ファイルサイズには、形式と同じくらい解像度も影響します。詳しくは解像度と大きなページで説明しています。

ブラウザーでページを変換する → PDF to Image